会のあらまし

1990年代末、千葉市内を流れる坂月川は、地域の都市化の影響を受けて、生活雑排水の排水路と化し、汚染が憂慮される状況にありました。「坂月川の水質調査活動」を始めた自然環境保護グループと「生協グループ・ゴミ美化活動」を行っていた地元グループが集まり、2001年に「坂月川愛好会」として坂月川の水質改善および流域の美化活動を始めました。

同年夏、坂月川最上流部でヘイケボタルが観察され、さらに絶滅危惧種であるニホンアカガエルの卵塊が見つかり、千葉県、市とともに協働で保護対策を討議・検討し、環境整備活動を開始しました。行政は坂月川流域に流入する雑排水を公共下水道化するなどの対策を実施し、会員は大型廃棄物の廃棄や清掃を行い、坂月川の浄化が進みました。2005年に千葉市の施設として「坂月川ビオトープ」が開設され、環境保全活動を継続して行っております。


ミッション&ビジョン

私たちのミッションは、坂月川と坂月川ビオトープ(坂月川エリア)を、生物多様性に満ちた自然環境に維持、管理し、市民のみなさんに潤いと感動を感じてもらえる場を提供することです。

   「生き物たちと市民のみなさんに、坂月川の豊かな自然を!」

 

私たちのビジョンは、坂月川エリアの環境を維持することにより、生き物たちにとって永続的に棲みよい環境を保持し、市民のみなさんが坂月川エリアの生き物たちの姿を楽しみ、自然と触れ合いながら、自然環境と命の大切さを理解してもらうことです。