2001年夏、坂月川最上流部でヘイケボタルが観察され、さらに絶滅危惧種であるニホンアカガエルの卵塊が見つかりました。坂月川愛好会と千葉市は休耕田であったこのエリアが、重要な自然環境保護エリアであるとの認識を共有化し、協働でビオトープとして整備を行いました。
2004年に当会と千葉市は協定を結び、ビオトープエリアの保全活動を開始しました。2005年に千葉市の施設として「坂月川ビオトープ」が開設され、現在に至るまで、環境保全活動を行っております。
市と締結した保全協定により「坂月川ビオトープ」に関する下記項目を実施しています
【環境学習への支援】
小学校の環境学習や各種団体の自然観察会を支援しています。
【自然環境の保全】
ビオトープの生態系を維持していくため、湿地の維持管理活動などを
通じ、保全しています。
【生物調査の実施】
野鳥、トンボ、チョウ、ホタル、カエル、クモ、植物などの調査を
行います。トンボは市民参加型の捕獲調査を行っています。